宅建協会西三河支部でのセミナー登壇レポート|建築と不動産の未来を語る
昨日は、宅建協会西三河支部にて開催された「宅建青年部同好会 不動産情報研究会」に講師として登壇し、セミナーを実施させていただきました。
今回のセミナーでは、建設業界を取り巻く市況の変化や今後の国策による影響、そしてそれが不動産業界にどのように関わっていくのかを中心にお話しました。建築業界と不動産業界は切っても切れない関係にあり、今後も両者が連携しながら対応していくことが不可欠です。
建築業界の変化と不動産業界への影響
ここ数十年で、建設業界は大きな変化を迎えています。
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少子高齢化による新築住宅需要の減少
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原価高騰や人材不足といった課題
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国策として推進される省エネ住宅や高寿命住宅、更には建築基準法の改正
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空き家問題も含めた既存住宅流通の強化
- 住宅ローンなどの金利の変動
こうした状況は、不動産業界にとっても無関係ではありません。住宅の売買や流通においては、建築側の品質管理や施工力の強化が信頼に直結するからです。
私自身の事業と学びの共有
セミナーの中では、私自身が取り組んでいるホームインスペクション事業や技術コンサルティングの事例も交えながら、建築と不動産の橋渡し役としてどのように支援しているかをご紹介しました。
参加された皆さまからは講習中も活発に質問をいただき、その後も意見交換が続きました。とても前向きで実りある時間となり、私自身も大きな学びを得ることができました。
今後の展望
建築業界・不動産業界ともに厳しい市況が続きますが、だからこそ品質力と信頼性が重要になります。
名古屋・愛知・西三河エリアを中心に、今後も「建築と不動産をつなぐ役割」として、業界全体のレベルアップに貢献していきたいと考えています。
今回のご縁に感謝するとともに、引き続き皆さまのお役に立てるよう努めてまいります。