既存住宅状況調査より、さらに買主様の不安の解消をより大きくするために、国が定めた制度として瑕疵保険を付帯させる制度ができました。
この制度は、構造の瑕疵及び雨漏りの瑕疵に対し、500万円または1,000万円を上限とした保証保険になります。保険期間は引渡し日から1年もしくは5年を選択することができます。但し、瑕疵保険法人の審査により適合を受ける必要があります。またこの検査により適合されると中古住宅取得時の減税を受けることができます。但し、昭和56年6月1日以降に確認済証の交付を受けた新耐震基準の住宅か、それより以前の旧耐震の住宅でも耐震診断を受け耐震改修により新耐震基準に適合させることが条件となります。
調査メニュー
既存住宅かし保証保険付きコース(木造住宅)
※画面サイズによって表は横にスクロールします。
コース | 料金(税別) |
---|---|
①建物状況調査(目視検査)保険申込後に改修工事がない場合 原則検査は1回 ※延坪40坪まで(平屋は除く) |
¥50,000 |
②各階天井裏調査(ファイバースコープ)※かし保険上必須の場合 | ¥20,000 |
③延坪40坪超分の割増(坪単価) | ¥2,000 |
④平屋割増(延坪40坪まで)※上記料金計に加算 | ¥30,000/式 |
⑤平屋 延坪40坪超分の割増(坪単価) | ¥2,500 |
保険申込後に改修工事はあるが指定の構造及び防水の改修工事がない場合 原則検査は2回(工事着手前⇒引渡し前) |
上記①~⑤各価格 x1.9 (10円単位を四捨五入) |
保険申込後に指定の構造及び防水の改修工事がある場合 原則検査は3回(工事着手前⇒工事中⇒引渡し前) |
上記①~⑤各価格 x2.8 (10円単位を四捨五入) |
二次的建物状況調査(構造・漏水検査) | 上記の結果より都度見積 |
※再検査は別途
※JIO書類審査手数料含む
※諸経費込み
既存住宅かし保証保険付オプション検査 | 料金(税別) |
---|---|
床下詳細検査 | ¥55,000 |
小屋裏詳細検査 | ¥30,000 |
設備配管検査 | ¥30,000 |
簡易図面作成 | ¥30,000 |
鉄筋探査(2ヶ所)※XY方向各1ヶ所 (基礎に劣化があった場合かつ同意があった場合のみ) |
¥0 |
既存住宅かし保証保険料(非課税 ※書類審査手数料は課税対象)
戸建て住宅(対象条件:中古住宅であること/新耐震基準に適合していること)
保険期間 | 1年 | 5年 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
保険金額 | 500万円 | 1000万円 | 1000万円 | |||
面積区分 | 特約 無し | 給排水管路特約 | 特約 無し | 給排水管路特約 | 特約 無し | 給排水管路特約 |
100㎡未満 | ¥79,000 | ¥84,000 | ¥81,000 | ¥86,000 | ¥86,000 | ¥102,000 |
100㎡以上125㎡未満 | ¥85,000 | ¥89,000 | ¥85,000 | ¥90,000 | ¥95,000 | ¥113,000 |
125㎡以上150㎡未満 | ¥93,000 | ¥99,000 | ¥95,000 | ¥102,000 | ¥116,000 | ¥140,000 |
150㎡以上 | ¥110,000 | ¥119,000 | ¥113,000 | ¥123,000 | ¥150,000 | ¥182,000 |
※新耐震基準の見分け方 ※建築確認済証の交付日が昭和56年6月1日以降
※旧耐震基準でも耐震改修工事により新耐震基準等に適合させてれば可能
この調査について
この調査も既存住宅状況調査と同様に建築士であり、かつ既存住宅状況調査技術者という国家資格が必要なだけでなく、保険法人から認定を受けた検査事業者になる必要があります。この保証保険付き検査により「保険付保証明書」が発行されることで、買主様にとってもより安全安心な保証保険付き中古住宅の購入ができ、かつ中古住宅取得時の減税まで受けることができます。
中古住宅の購入をお考えの方は、積極的にこの制度を利用することをお勧めします。また、よくわからないときはお気軽の相談ください。