中古住宅ホーム インスペクション

電気配線は「通っていればOK」ではありません

こちらの写真は、店舗の壁内部を確認した際に見つかった、電線が乱雑に配線されていた事例です。

壁を閉じてしまえば、完成後には見えなくなる部分。
しかし実際の現場では、このような状態のまま仕上げられているケースは決して少なくありません。

「電線が通っているから問題ない」
もし、そんな認識で施工が進んでいたとしたら要注意です。

本来、電気配線には最低限守るべき基本的な施工ルールがあります。

  • 分岐ボックスを使用し、コネクターを露出させない

  • 電線をしっかり固定する

  • 配線ルートを整理し、将来の点検・改修を考慮する

これらは、特別なことではなく“当たり前”の施工です。

無計画な配線は、見た目の問題だけではありません。
将来の点検や改修がしづらくなるだけでなく、結露や湿気の影響を受けやすくなり、漏電や断線といったリスクを高めてしまいます。

もちろん、すぐに不具合が出るとは限りません。
ですが、こうした見えない部分の施工不良の積み重ねが、**「あとから困る建物」**をつくってしまうのです。

壁や床、天井の中は、建物の安全性を支える重要な部分。
だからこそ、見えないところほど、きちんと施工されているかが重要だと私たちは考えています。

今後も、完成後には分かりにくい
インスペクションだからこそ見えるポイントを発信していきます。

ぜひフォローして、住まい・建物づくりの参考にしてください。

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