中古住宅ホーム インスペクション

小屋裏の妻壁に要注意|見えない防耐火施工の落とし穴とは?

こんにちは。
名古屋を中心に愛知・岐阜・三重でホームインスペクションを行っている株式会社家のちえです。

住宅の安全性に直結する「防耐火性能」。
しかし現場を確認していると、完成後には見えなくなる小屋裏での施工不良が見つかるケースも少なくありません。

今回は、見落とされがちな
**「小屋裏の妻壁における防耐火施工の注意点」**について解説します。


小屋裏の妻壁に石膏ボードがないケース

今回の事例は、小屋裏の妻壁に石膏ボード(PB)が施工されていない状態です。

一見すると問題なさそうに見えるかもしれませんが、条件によっては
建築基準法に基づく防火被覆が必要なケースに該当する可能性があります。


準防火地域・22条地域では要注意

例えば、

  • 準防火地域

  • 法22条区域(いわゆる22条地域)

において、隣地との距離が近い住宅では、

👉 外壁の屋内側に防火被覆(石膏ボード等)が求められる場合があります。

※敷地条件や建物仕様により不要なケースもあります。

しかし重要なのは、これが

❌ あったら良い性能
ではなく
守るべき基本性能

であるという点です。


小屋裏は「見えなくなるからこそ危険」

小屋裏は、

  • 断熱施工後

  • 天井仕上げ後

に完全に見えなくなります。

そのため、

  • 防火被覆の未施工

  • 施工範囲の不足

  • 納まり不良

といった問題があっても、そのまま見過ごされてしまうケースがあります。


防耐火は「見た目では判断できない」

防耐火性能は、

  • 見た目では分からない

  • 普段の生活では影響が出にくい

という特徴があります。

しかし、ひとたび火災が発生すると、

👉 延焼リスクや被害の広がりに大きく影響する重要な性能

です。

つまり、

**「見えないけれど、最も重要な性能のひとつ」**と言えます。


インスペクションで確認すべき重要ポイント

ホームインスペクションでは、

  • 小屋裏の防火被覆

  • 外壁内側の施工状況

  • 法令に適合した仕様か

といった、見えなくなる防耐火部分の確認を重要視しています。

特に小屋裏は、

👉 完成後に確認できない=工事中しかチェックできない部分

です。


名古屋・愛知・岐阜・三重で新築インスペクションをご検討の方へ

株式会社家のちえでは、

  • 新築ホームインスペクション

  • 住宅診断(ホームインスペクション)

  • 防耐火・構造・防水チェック

など、見えない部分の品質確認を専門に行っています。

30年以上・3,000件以上の検査実績をもとに、
施工中の重要なタイミングで第三者チェックを実施しています。

📍対応エリア
名古屋を中心に愛知・岐阜・三重


見えない防耐火こそ、しっかり確認を

小屋裏のように見えなくなる部分ほど、

✔ 正しく施工されているか
✔ 法令に適合しているか

を確認することが重要です。

防耐火は、万が一のときに初めて差が出る性能です。

「見えないから大丈夫」ではなく、「見えないからこそ確認する」

これが、安心できる家づくりのポイントです。

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