【外壁のビス穴止水、見落としていませんか?】雨樋金具まわりの施工不良に注意
外壁に取り付けられる雨樋金具。
一見シンプルな施工ですが、実は雨漏りリスクが潜みやすいポイントでもあります。
今回ご紹介するのは、
「止水処理がされているように見えて、実は成立していない」事例です。
■ ビス頭にシーリング=安心ではない
写真のように、ビス頭のまわりにシーリングが施工されていると、
「ちゃんと防水してあるな」
と感じてしまう方も多いと思います。
しかしここで大切なのは、
“なぜシーリングをするのか”という目的です。
■ 本来止水すべき場所はどこか?
雨樋金具のビスは、外壁に穴を開けて固定されます。
つまり、雨水の侵入リスクがあるのは
👉 ビスが貫通している穴(外壁内部への入口)
です。
にもかかわらず、
・ビス頭の上だけにシーリング
・貫通部の止水処理なし
という施工では、
雨水の侵入経路はそのまま残っている状態になります。
■ 「施工している=正しい」ではない
今回のケースはまさに、
✔ シーリングはされている
✔ 見た目は問題なさそう
しかし実際には、
👉 止水という目的を果たしていない施工
です。
ここが非常に重要なポイントです。
■ 完成後には見えなくなるリスク
このような外壁の貫通部は、
完成後にはほとんど確認できません。
そして、
・外壁内部での雨水侵入
・下地の腐朽
・長期的な雨漏り
といった重大な不具合につながる可能性があります。
■ インスペクションで見るべき視点
株式会社家のちえのインスペクションでは、
「シーリングがあるか」ではなく、
👉 その施工が“何のために行われているか”
という視点で確認しています。
■ 本当に大切なのは「施工の意図」
施工の良し悪しは、
・やっているかどうか
ではなく
・正しい目的で施工されているか
で判断すべきです。
■ まとめ|見えない部分こそ丁寧に
外壁のビス穴や貫通部は、
住宅の耐久性を左右する重要ポイントです。
だからこそ、
✔ 見た目に惑わされない
✔ 施工の目的を理解して確認する
この視点が欠かせません。
株式会社家のちえでは、
愛知・岐阜・三重(名古屋エリア)を中心に
新築・既存住宅のホームインスペクションを行っています。
「完成後には見えない部分」こそ徹底チェック。
施工品質に不安を感じたら、お気軽にご相談ください。
